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段ボールのレンゴー株式会社 周年記念企業講演会を拝聴

2019/07/18
コラム

レンゴー株式会社が創業110周年を迎えられ、周年記念企業講演会を大阪で拝聴してきました。

同社は「段ボール」を日本で初めて事業化した会社です。
創業者の井上貞治郎氏が「段ボール」の名付け親ですが、段のついたボール紙で語呂も良く覚えやすいとして命名したのが始まりとのことです。

創業者・井上貞治郎氏は若い頃から30数回の転職を繰り返すも何をやってもうまくいかず、夢を描いて渡航した中国でも成功できず、失意のどん底の中で日本へ帰国し、もう一度一から出直したいと決意した日が、なんと創立記念日とか。
人間諦めたらいけないということですね。
起業するまでのエピソードを交えて、110周年の歴史や会社がチャレンジしてきたことなどをお聞きしました。

井上貞治郎氏の「自分で作ったものを自分で売りたい。」という強い思いや、地域密着型の企業精神が今も受け継がれているのを感じました。

段ボールと言っても、最近は商品に合わせて箱のサイズが縦横高さともに可変できるものがあったり、店頭でダンボールの一部を切り取るとそのまま販促ツールになる加工がされていたりと、従来の持ち運ぶ入れ物ではなく、想像しているよりもかなり進化しているんですね。
周年記念のお話だけでなく段ボールに対する知識などとても勉強になりました。