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2020年11月21日～23日に京都文化博物館にて開催されました、『バウハウス100年映画祭』に参加してきました。

バウハウスとは、1919年にドイツのワイマールにて設立された工芸・写真・デザインなど美術・建築専門の教育機関で、開校からわずか14年の活動ながら、一流の芸術家達が講師となり、現在のモダニズムの基礎を作ったことでデザイン・建築業界で多くの人に知られています。

このバウハウス開校の100年を記念して行われたこちらの映画祭にて『バウハウス原型と神話』を鑑賞してきました。映画の内容はバウハウスが当時、独自の教育システムで芸術革命をもたらしたこと、ナチスの迫害により閉鎖に追い込まれたこと、当時の学生等のインタビューによる証言などバウハウス激動の記録が生々しく伝えられ、気づけば当時のバウハウスに通う学生になったような気持ちで鑑賞していました。今から100年前とは思えないほど先鋭的な教育理念は今の時代で教育を受けた自分からも驚くことが多く、現在も世界中のデザイン・建築に影響を与え続けていることが垣間見え、非常に有意義な映画鑑賞になりました。