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コラム

30th ANNIVERSARY

2023/03/30
コラム

2023年は司馬遼太郎生誕100年(記念)にあたる。

私は司馬さんのファンで小説はすべて読破し、司馬遼太郎記念館にも3度訪れた。
初めて訪れた時は館内の壁一面にある蔵書の量に圧倒され、これが司馬さんの頭脳のもとなんだと思うと、図書館ではない敬意を感じた。

司馬さんは作品の主人公を通して人間の生き方を語る。
物語に突然割り込んでくる「挿話」もなるほどって思ってしまうし、歴史背景もサブ的な人物のその後も綿密に語られる。
司馬作品を通して、「歴史」が、主人公の生き方とその背景、作者の言葉と自分の想像で「立体的に観じる」ところが面白い。司馬作品との出会いは人生を変えたかもしれない。

25歳の時に司馬作品に出会ってから30年。
私も30年記念か!ってことで締めくらさせていただきます。
歳がバレますけど。お粗末でした。