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アイシールド21の連載開始21周年を記念した特別読み切りが2024年1月29日発売の週刊少年ジャンプ2024年9号に記載されました。連載終了後も根強いファンが多く、私自身もそのひとりなのでジャンプ発売日を今か今かと待ちわびていました。
発売日当日、購入してからどうしても読むのが待ちきれず駅のホームで一気に読み上げてしまいました。子供の頃のようにワクワクした気持ちで1ページずつ噛みしめながら読むことができたこと、何よりジャンプ本紙にアイシールド21が戻ってきたことが嬉しくてたまりません。一気に少年の頃の気持ちに戻りましたね。
読み終えた後にSNSに投稿されている感想を読んだり、イラストを描いてアップされている方の絵を見たりするのもいろんな人の意見や捉え方、感じ方を知れて面白いです。

人気キャラクターについてもよくファンの間で話題にあがりますが、人気なのは間違いなくチームの司令塔であるヒル魔妖一。恵まれた体系というわけではないが、彼の一番の武器は相手を惑わせるハッタリやトリックプレーにある。「この場面でするはずがない」という局面や後がない場面でも、だからこそあえてプレーに落とし込み相手を翻弄する。その繰り返しで貪欲に勝利を求めチームプレーで得点を上げ続ける生粋のギャンブラーである。瞬発的に最善の状況判断をすることができる彼はチームの核であり、チームメイトから絶大な信頼がある。「今置かれている状況のカードで最善を尽くす」、ヒル魔はそれをどんな場面でも実行してきました。崖っぷちの状況でも攻撃する姿勢を崩さない彼の姿は人を惹きつける力があります。

さあ読みたくなってきましたか？そうです、めちゃくちゃ面白いスポーツ漫画なのです。筆者は今まで3人の友人に布教してきましたが、みんな読んでよかったと言っています。アイシールド21の話だけでお酒飲めますね。

ファンからよく言われているこの漫画のテーマは「天才と凡人」「努力か才能か」。作中では「努力を続けても天才には勝てないのか」という描写がたびたび登場します。なにかを諦めてしまいそうなとき、背中を押してくれるそんな漫画です。全37巻ありますが、2巻だけでも楽しめるので是非読んでみてください。きっとあなたの心に火を灯してくれます。